ひと味違うプロフィール文を名刺やホームページ、ブログに載せる

私のセミナーに参加したことのある人なら記憶にあるかもしれませんが、セミナーの冒頭ではいつも自分が使っている名刺の話をします。

これには「自分が話しやすい話題から始めて、セミナーの導入部分をスムーズにする」とか「名刺の話だと自己紹介代わりになる」という理由もありますが、一番の理由は「自分の名刺に書かれてあるプロフィールを説明することで、参加者の皆さんが、“この人の話なら聞いてみたい”と思ってもらえるようにする」ことです。

私の名刺には「顔写真」「自分自身のキャッチフレーズ」「詳細なプロフィール」という3つの特徴があります。なかでも重要なのがプロフィールです。

名刺を渡す相手というのは初めて会うわけですから、相手はあなたがどんな人か知りません。有名な会社に勤めている方ならともかく、多くの方は社名や業種を伝えただけでは相手に興味を持ってもらえないことが多いのではないでしょうか。

そこで名刺に書かれた詳しいプロフィールが役立つわけです。

自己紹介

私の名刺のプロフィールには、出身大学のところに「地理学専攻なので地図は得意。道に迷ったことがない」とか、趣味のところに「毎月映画の日には映画館をハシゴしてます」といったような少しヒネった言葉を入れています。

名刺を渡した相手が「地理学っていうのがあるんですね」とか「最近のお勧めの映画は?」とか突っ込んでもらえたらオッケー。そこで「それはですね…」とさらに深く展開できるわけです。

こうして初対面の時に突っ込んだ話ができると、お互いに印象に残るのでただの名刺交換に終わらずに済みます。

私の仕事は、ニュースレター作成やプロフィール作成がメインですが、なぜその仕事を私がやれるのかというと、以前の仕事が雑誌編集者だったことが大きく影響しています。そうした経歴があることをプロフィールに入れているわけです。

プロフィールが大事なのは名刺だけではありません。

ホームページ、ブログなどのほか、最近だとfacebook、twitterといったソーシャルメディア上に、自分のどんなプロフィールを掲載しているかがとても大切です。プロフィール文は自分の分身なのです。

例えば皆さんがfacebookを使っている時に、知らない相手から友達申請が来たら、まず確認するのが相手の写真とプロフィールではないでしょうか?

あるいは皆さんが何かのサービスをネット上で検索している時に、しっかりしたプロフィールが書かれてある相手と、適当なプロフィールしか書かれてない相手がいたとしたら、どちらのサービスを受けたいと思うでしょうか?

インターネットが社会に浸透したことで、人の素性を調べやすくなってきています。会社のホームページや自身のサイトに、自分が何者で、なぜその商品・サービスを扱っているのかをしっかり書いておくことは、見込み客から信頼を得られる一番の手段だと思います。

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