子どもに読ませる本を借りに城南図書館へ行く。

いくつか選んだ本のなかで、大人が読んでも面白かったのがこの本。
「子どものための哲学対話」(永井均 著)

子どものための哲学対話 (講談社文庫)

ぼくはなぜ、生まれてきたのか?
どうして勉強をしなくちゃいけないのか?
こまっている人を助けてはいけない?
うそをついてもいい?
元気が出ないとき、どうしたらいいか?
友だちなんていらない?
泣くから泣き虫なのか、泣き虫だから泣くのか?
地球はほんとうに丸い?
死んだらどうなる?

…といった素朴な疑問について、中学生の「僕」と、猫で哲学者の「ペトロネ」の二人が対話を重ねていくのですが、大人が読んでも非常に考えさせられることが多かったです。

「哲学」というと何だか小難しいことが書いてありそうですが、さすがに子ども向けの本だけあって、とっつきやすいです。読むだけなら1時間もかかりません。でもこの本の目的は、読むだけでなく、自分で考えることでしょうね。

巻末には「哲学」が何かということも載っていて、そこにはこう書かれてあります。
「…図形に1本の補助線を引くだけで、急にその図形の見えかたが変わることがあるだろ?ぼくのはなしは、補助線みたいなものさ。その補助線が引かれることで、ある人には、世界と人生の見えかたが変わるけど、別の人には、なにも変わって見えない。ただ、よけいにごちゃごちゃするだけなんだ。それにおなじ人にとっても、まだ早いかもしれないし、もうおそいかもしれなんだ。たまたまおなじ種類の問いを持った人だけを救える、と言ってもいいかな。」

「哲学」って何だか難しいけどちょっと興味あるという人には、きっといい入門書になると思います。

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