倒産から学んだ「倒産しない会社づくり」の話。

昨晩は1年ぶりに経友会に参加。今回は株式会社アーヴァンの綾戸一由社長が講演されるというので楽しみにしてました。

経友会

綾戸社長は、37年勤めた地元大手銀行を退職後、弟さんの経営する会社に入られるのですが、その会社が1年後になんと倒産してしまい、さらに個人保証していたので、自己破産にまで追い込まれてしまうという経験をお持ちです。そしてその倒産の経験から、「倒産した時と逆のことをすれば会社は継続できる」と気づき、新たに現在の会社アーヴァンを創業されました。

会社設立時に、まず「やらないことを決めた」そうで、それは
1)手形は発行しない
2)リース・月賦は使わない
3)借り入れはしない
4)固定資産は持たない
5)個人も会社も投資はしない
6)新車は買わない
7)集金はしない
8)配達はしない
9)経理事務員は置かない
の9つ。ただし(3)借り入れはしないというのはそのままでは会社が大きくならないので、借り入れ金と同じだけの現金・預金を持つことで相殺させるようにしているとのこと。

特に印象に残ったのは「社長は実務はしない。会社がうまく回っていくようになるための仕組みを考えることが社長の仕事」だという話です。社長の立場の人間が、つい目の前の業務が気になり手を出してしまうと、後継者が育たず、自分がいないと会社が回らなくなる会社にしてしまう、という話です。

銀行出身だけに、財務戦略を強みとした会社経営は非常に健全なもので、講演の中で実際のバランスシートを使いながら説明してもらいました。

そして、その後の懇親会でも、綾戸社長の隣に座り、いろいろと勉強になる話を聞かせていただきました。綾戸社長、ありがとうございました!

経友会

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