2010年1月8日付け日経MJ紙第1面。青山フラワーマーケットが売上好調の秘訣を全面にわたって紹介しています。

青山フラワーマーケットImage308

記事のテーマは、青山フラワーマーケットが好調な理由を、「社員のみならずアルバイトも含めたスタッフのやる気をうまく引き出している」からとしていますが、それの現れとして、この会社の7つの「ない」ことが紹介されています。

1)冷蔵庫を置かない。

  • 冷蔵庫があると売り切る意欲がそがれるため。ドライフラワーも扱わない。

2)大口発注を基本的に受けない。

  • 個人の日々の需要に狙いを特化。葬式用の仏花も扱わない。

3)広告を打たない。

  • 一等地の店舗そのものをショーウィンドーとして利用。口コミを重視。

4)本社に店舗スタッフの採用権がない。

  • アルバイトは各店舗の店長が面接し採用。その中から社員を試験で登用する。異動も立候補制。

5)本社がまとめて発注しない。

  • 顧客の需要は各店舗のスタッフにしかわからないとして、各店がそれぞれ生花を発注。

6)売上のノルマがない。

  • 各店舗が独自に目標を設定。他店との比較されたデータが毎日発表される。

7)職務分掌がない。

  • あるのは社長が一番下で、顧客が一番上の逆三角形の図のみ。

の7つ。ポイントは「権限委譲」。ここまでやるとフランチャイズに近いですね。やる気のある店長は仕事が面白く感じるでしょう。

この会社の社是は「エレベーション(自己の成長)」だそうですが、まさにそれを具現化した組織体系になっているようです。面白い会社だと思いました。