母は強し。その2 ?映画「フローズン・リバー」。

もう1本の映画は、「フローズン・リバー」。アメリカ北部のカナダとの国境沿いで、川も凍るほどの寒い町が舞台。極貧生活を脱出するために、川向こうのカナダから密入国の手伝いをすることになるシングルマザーのお話。う?ん、なんだか聞くだけで暗い気分になりそうな…(笑)。

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「フローズン・リバー」 公式サイト 上映館

STORY:
カナダ国境近く、先住民モホーク族の保留地を抱えるニューヨーク州最北部の町。クリスマスも間近のある日、新居の購入費用をギャンブル依存症の夫に持ち 逃げされた白人女性レイは、取り残された2人の子どもたちと共に途方に暮れていた。そんな中、夫の車を発見するが、運転していたのはモホーク族の女性。ラ イラと名乗る彼女は、車を盗んだのではなく拾ったと主張する。また、ライラも夫に先立たれたあと、幼い子どもを義理の母に奪われる辛い境遇を背負ってい た。そんな彼女は、いつの日か子どもを引き取り一緒に暮らす夢を実現させるべく、車で凍ったセントローレンス川を渡り、カナダから不法移民を1人当たり 1200ドルでアメリカ側に密入国させるという危険な裏の仕事に手を染めていたのだった。そして、その夜も裏の仕事で車が必要だったライラは、レイの事情 を知ると共犯パートナーとして引き入れることに。人種の違いから始めは反発し合っていた2人は徐々に信頼関係を築き、無事に仕事を成功させるのだが…。

夫が蒸発し、極貧生活のなかで子ども二人を育てる大変さがほんとにリアルに描かれていて、そのあたりは観ているほうも辛いのですが、そんななか、人種も環境も違いながら、同じシングルマザーということで、二人が少しずつ打ちとけあっていくくだりがなんともジーンときます。(ま、犯罪を犯すのは良くないわけですけどね)。

この映画も、昨日紹介した「しあわせの隠れ場所」と同じく、「母性の強さ」という人種や時代を超えた共通の価値観をまざまざと見せつけられます。

映画「フローズン・リバー」 KBCシネマで公開中

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