戦争ジャンキーを生んだのは誰なのか?-映画「ハート・ロッカー」

今月の映画の話二本目。今回は「ハート・ロッカー」。あの「アバター」を抑えてアカデミー主要部門六冠に輝いた作品です。なので観る前から必要以上に期待して観に行きました。

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「ハート・ロッカー」

映画の舞台はバグダッド制圧後のイラン戦争。自爆テロや地雷といった「見えにくい敵」を相手にすることがいかに兵士の精神を蝕んでいっているか、ということが非常な緊張感のなかで描かれていきます。

主人公は、隊のなかでも率先して爆発物処理を行なっていくのですが、時にその姿は死に場所を探しているようにも見えたりも。

映画の冒頭のテロップで「戦争は麻薬だ」という言葉が出てきますが、その意味するものは映画を観終わる時にはよく理解できます。主人公の最後の行動を見ると「ああ、この人は戦場という緊張感のなかでしか生きられないのだな」と確信できるわけで、それはまさに戦争ジャンキーと言ってもいいくらい。そう考えるとこの主人公もまさに被害者なのかなと思うわけです。

この映画、私が観る映画を決める際に参考にしている映画批評家サイトでも非常にポイントが高い映画でしたが、ただ、私としては観ている最中から(あまりの緊張感のため?)疲れてしまい、なんだか消化不良のままでした。

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