日報の力。手書きの良さ。

先日、知人が主催するセミナー「ビジネス×しつもん勉強会」に参加してきました。

今回の講師はAMIイノベーションパートナー代表の栗山寛史さん。栗山さんのお仕事は「日報コンサル」です。日報とは、営業マンが上司に対して毎日の報告をするために書くあの日報です。

ただし栗山さんの場合は、経営者自身が書く日報が中心。その日報を毎日メールで送ってもらい、赤ペンを使って添削。しかも月に1〜2回の面談も行います。

セミナーの中ではこの日報コンサルで会社の業績を大きく伸ばした事例が多数紹介されました。

ビジもん勉強会

なぜ、日報を添削してもらうだけで業績アップするのでしょうか? その秘密は「日々の行動を客観視できるので改善点が見つかりやすいこと」「数値化することで仮説→実行→検証→仕組み化のサイクルを日々確認できること」などをはじめいろいろとあるのだそうです。

私が面白いと思ったのは「手書きであること」です。日報を記入するのも、栗山さんの赤ペン添削もすべて手書き。栗山さんは日報の字を見て、その人の気持ちまで汲み取って添削しているのだとか。確かに手書きの字には、書く時の心理状態が表れそうですよね。

最近はイントラネットの普及で、日報も各自のパソコン上で管理することが多いですが、手書きというアナログ的なやり方のほうがどうやら良さそうです。

 

実は私が以前勤めていた出版社にも手書き日報がありました。複写式の日報で、スタッフが書いた日報に、上司と役員がコメントを書く仕組みです。

しかもその日報は社内中央のテーブルに置かれ、誰でも閲覧できるようになっていたのです。随分とオープンな会社でした。

社員40名ほどの会社でしたが、部署が違うと毎日どんな動きをしているか分かりません。でも日報を読むことで「◯君は◯社とつながりがあるんだ。だったらあの件をお願いしてみよう」とか、役員がスタッフに向けて書いた厳しいコメントを読んで「こういう仕事の仕方をしたらダメなんだ」と気付きます。

日報を通して社員教育をしていたのでしょうね。しかも手書きなので、書いたスタッフや役員の感情までも伝わってきたり…。手書きには思った以上にいろんな効果がありますね。

 

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