一引 二運 三力(いちひき・にうん・さんちから) 

私が10年前に起業した頃、こんなことがありました。当時、私はニュースレター作成代行サービス以外に「マスコミ向けPRサービス」も提供していました。このサービスは、お店を取材してプレスリリースを作り、地元マスコミ向けに配信するというものです。

主なターゲットは新規オープンした飲食店や美容室。実はこの2業種の新規店舗の情報は簡単に入手することができます。

どちらも保健所への届出が必要な業種ですので、各保健所や市役所にいくと店舗情報を無料で閲覧できるのです。私はそこで得た店舗データを使って郵送DMやファックスDMなどで見込み客の開拓をしていました。

一引二運三力

その日は月に一度の保健所通いの日でした。保健所への道すがら、新規オープンの準備をしている店舗を見つけた私は、中にいた店主と名刺交換をし、簡単な挨拶をして店を後にしました。そして他の店と同じようにその店にもマスコミ向けPRサービスのDMを送ったのです。

するとその店主は、私が送ったDMを知り合いの設計事務所の社長に「こんなDMが来てる」と教えてあげたそうです。その社長は神田昌典氏が提唱するダイレクトレスポンスマーケティングを学ばれた方だったので、私のDMを見て興味を持たれたようでした。実は私も神田昌典氏の書籍をかなり読んでいたので、私が作るDMにもその影響が出ていたのでした。

すぐに社長から私のところに連絡が入り、直接お会いすることになりました。

数日後、その社長に私がニュースレター作成代行サービスで起業したことを伝えると、なんと社長の会社が発行しているニュースレターで私のことを紹介してくれるというのです。それは本当に願ってもないことでした。

翌月、その会社のニュースレターで私のサービスが大きく紹介され、それを見た方からすぐに問合せを頂きました。

私の最初のお客はこうして出来たのです。


私が毎年講演会に通っている社会教育家・田中真澄氏の言葉に「一引、二運、三力(いちひき・にうん・さんちから)」というのがあります。これは人生を成功させる三大要因を優先順位で表したものです。

「引」とは他人のご縁を得てチャンスをいただくことです。周囲の人から好かれて「あの人を応援してあげよう」「あの人を知り合いに紹介してあげよう」という好感を周囲の人に起こさせることが、商売を成功させる条件だと説いています。

私が体験したことはまさにこの「引」です。社長が、どこの馬の骨ともしれない胡散臭いDMを出している四十男(=私)のことを応援してあげようという気持ちにならなければ、私に最初のお客が出来たのはもっと先だったはずです。

10年経った今も、この社長への感謝は忘れません。

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