ここでは経営や生き方のヒントになるような映画をピックアップしてご紹介します。今回の作品は、名門音楽大学でスパルタ指導をする鬼教師と、一流のドラマーを目指す青年のぶつかり合いを描いた『セッション』です。

映画

<あらすじ> 一流のジャズドラマーを目指して、名門音楽大学に入学したニーマン(マイルズ・テラー)。フレッチャー教授(J・K・シモンズ)は、ニーマンの練習する姿を見て、自分のバンドに引き入れる。大学のなかでもトップクラスのフレッチャーのバンド。そこに入れるということは、プロの道が開けるとあって、ニーマンは期待を胸にセッションに参加する。しかし彼を待っていたのは、常軌を逸する過酷なレッスンだった…。

<みどころ> レスリング選手とそのコーチ、シンクロナイズドスイミング選手とそのコーチ、ジャズミュージシャンとその弟子…テレビなどでいろんな師弟関係を目にします。

過酷な指導を受け、泣きながらコーチに付いていこうとする選手もいれば、ワイドショーを賑わすトラブルにまで発展することもあります。

結局のところ、そこに信頼関係があるかどうかが大事なのでしょう。この映画に出てくる鬼教師の、暴力すら厭わない指導振りは完全にアウトです。

ただ、この教師の〝一流ジャズミュージシャンを育てたい〟という思いは、じんわりと伝わってきます。「人は厳しい環境に身を置いてこそ成長する」というのも、また真実だと思うのです。

『セッション』
WHIPLASH
監督:デミアン・チャゼル
出演:マイルズ・テラー、J・K・シモンズほか
上映時間:106分
製作国:アメリカ
日本公開:2015年