三方よしよりも、四方よし?

三方よし

コロナ禍の収束は、まだ当分先のようですね。9月の連休後に第三波がやってくるのでは、と思っていましたが、今のところ落ち着いているようでなによりです。

そうなると、私たちは新しい生活様式に則って経済を立て直していかねばなりません。GoTo◯◯キャンペーンなどがまさにそうですね。利用できる人はどんどん使っていきましょう。

先日、そのGoToトラベルキャンペーンを利用した旅行代理店の企画が賛否両論を巻き起こしました。新聞一面を飾っていたので、そちらの記事を読まれた方もいらっしゃるかと思います。

福岡市の某旅行代理店(この代理店を批判するつもりはないので、ここではA社とします)が企画したGoToトラベル企画は、自動車学校の近くに宿泊し、教習を受けて普通自動車免許を取得する「合宿免許プラン」です。

福岡県内の最安値プランは、最短の13泊14日で通常料金が約26万円。これが9万円の割引を受けて約17万円に。さらに地域共通クーポン約4万円も付加されます。

これに対し、「合宿免許って観光?」「財源は税金であり、講習料も対象にするのは趣旨に反するのでは」といった批判を受けています。A社は「利用者、学校、代理店、三方よしの商品」とコメントしているそうです。

私が気になったのは、この「三方よし」の部分です。三方よしとは、「売り手によし、買い手によし、世間によし」のことで、近江商人の商売の哲学を表しています。商売において売り手と買い手が満足するのは当然のことであり、さらに社会に貢献できてこそ良い商売といえるという理念です。

旅行代理店とはそもそも三者以上の関係で成り立っているビジネスモデルです。ですので、この場合は三方では足りず、最低でも四方よしでなければならないと思います。

さて、最近では、この三方よしに、自社で考えた4つ目を加えて「四方よし」を経営理念にしている会社があります。面白いのは4つ目が会社によって異なることです。ある会社は「社員」、またある会社では「未来」といった具合。その会社が何を大切にしているかが4つ目に現れそうですね。

あなたなら4つ目に何を加えますか?

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