親戚の家からシュトーレンが届く。しかも16区の。…といってもうちへのプレゼントでなく、親戚の家の頂き物だったのが、うちへ回ってきたものだ。
薬院の「16区」といえば、私がタウン情報誌の編集者だった頃から、おいそれとは取材できないようなハイクラスのスウィーツ店。(今でもそうですが)。
シュトーレンとは、11月末からクリスマスの時期に食べるドイツの焼き菓子で、1年で最も忙しくなるこの時期に仕事の合い間の疲れを癒やすおやつとして、また、食後のデザートとして、夜更けのブランデーやワインのおつまみとして少しずつ切って食べるもので、それゆえかなり濃厚な味です。→詳しくはこちら。
シュトーレンに同封されていた親戚からの手紙には、「ボリュームがあり過ぎるのと、カロリーが高そうなので、うちでは食べられそうになくて」と書いてあったのですが、確かにそうなんです。
パッケージもとても良くて、この季節の贈り物にはにピッタリだと思うのですが、送り主の意図とは違って、私のところに届いたシュトーレンを食べながら、“プレゼントって難しいよなァ”、などと思ったのでした。
…といろいろ書いたわりにはしっかり美味しくいただきました(笑)。シュトーレンに罪はありませんです。はい。