現在公募中の「小規模事業者持続化補助金」は、小規模事業者にとってかなりメリットのある補助金です。申請書類が少ないうえに、用途が「1年以内に売り上げにつながることが見込まれる事業活動」と幅広いので非常に使いやすい! 販促用のチラシの作成・配布、販促用PRにも使えるのです。もちろんニュースレター作成にも使えますよ。
本制度は経産省の平成25年度補正予算として始まったもので、小規模な事業者が、経営計画に基づき、商工会議所の支援を受けながら行なう販路開拓等の取組みに対して補助してもらえます。
申請には「経営計画書」「補助事業計画書」「事業支援計画書」を準備し、その内容を最寄りの商工会議所に提出します。申請内容は非公開で審査され、提出資料のみで審査されます。
応募締め切りから約1カ月後、「採択」か「不採択」の通知が届きます。採択された場合は、その後から経費を使い始め、補助対象の事業が完了したら日本商工会議所に報告書を提出。報告内容の確認後、問題がなければ補助金が支給されます。
例えば、RAKUPAでニュースレター作成する場合、すべてお任せの「フルコース」だと、A3判片面の制作費が1号あたり86,400円(税込)。2ヵ月に一度発行すると年間で51万8,400円(税込)となります。これがこの補助金を利用すれば、3分の1で済むわけですから、17万2782円(税込)となるわけです。「ニュースレターを出したいけと、予算が…」という方はこの機会にぜひ。ただし、申請書の締切が5月27日(火)と迫っていますので、すぐに取り掛かったほうが良さそうです。
「小規模事業者持続化補助金」のポイントは次の通り。
- 小規模事業者が販路開拓に取り組むための費用の3分の2を助成する
- 補助上限額:50万円(雇用を増加させる取り組みの場合100万円が上限)
- 補助対象者:従業員5人以下の小規模事業者(法人、個人事業主とも可)
- 申請書の締切:平成26年5月27日(火)17:00必着
- 提出書類:経営計画書、補助事業計画書、事業支援計画書
「小規模事業者持続化補助金」の用途
- 販促用チラシの作成、配布
- 販促用PR(マスコミ媒体での広告、ウェブサイトでの広告)
- 商談会、見本市への出展
- 店舗改装(小売店の陳列改良、飲食店の店舗改修を含む)
- 商品パッケージ(包装)の改良
- ネット販売システムの構築
- 移動販売、出張販売
- 新商品の開発
- 景品、販促品の製造、調達 など
応募先・問い合せ先:
福岡県商工会連合会 経営支援課
(福岡市博多区吉塚本町9番15号 中小企業振興センター7階)
平成25年度補正予算「小規模事業者持続化補助金事業」の公募の詳細はこちら