今回ご紹介するのは、難病に侵された我が子を救うために、製薬会社を設立した父親の奮闘を描いた『小さな命が呼ぶとき』です。

映画

愛妻と2人の子供たちに囲まれ幸せそうに暮らすエリートビジネスマンのジョン(B・フレイザー)。しかしその子供たちは、長くても9年しか生きられないとされる難病〝ポンペ病〟に冒されていた。治療法は見つかっておらず、8歳の長女に残された時間はあとわずか。ジョンはポンペ病研究の第一人者、ストーンヒル博士(H・フォード)のもとを訪ね、研究資金が足りない現状を目の当たりにする。ジョンはビジネスでのキャリアを捨て、ストーンヒル博士とともにバイオテクノロジーのベンチャー企業を立ち上げる決意をする。2人は子供たちを救うために、治療薬の開発を目指すのだが、採算を重視する投資家の思惑や大手製薬会社の内幕など、2人の前にはさまざまな障害が立ちふさがるのだった…。

<見どころ>困難なことにぶつかった時にあなたはどう対処しますか?諦める?別の道を探す?この映画の主人公・ジョンは真正面からぶつかっていきます。我が子を救うためにはどんな親でも懸命になれるものだと思いますが、よもや製薬会社まで立ち上げるとは!米国であった実話を元にしており、その薬は今でもポンペ病の特効薬として使われているという話を知ると、観終わった後に拍手したくなります。

『小さな命が呼ぶとき』監督:トム・ボーン/出演:ブレンダン・フレイザー、ハリソン・フォード他/上映時間:105分/日本公開2010年