あなたはこんな経験はありませんか?

  • 健康のために毎朝ジョギングしようと決めたのに、ベッドからなかなか出られない…
  • 読まないといけない本があるのに、なかなか読み始められない…
  • ダイエットのために、簡単なエクササイズをすることに決めたのに、なかなか腰を上げられない…

世の中のものには何にでも原理原則が当てはまりますが、この場合にも法則が当てはまります。

「すべての物体は、外部から力を加えられない限り、静止している物体は静止状態を続け、運動している物体は等速直線運動を続ける」ーこれが慣性の法則(運動の第一法則)です。

始められない人

止まっているものには止まり続けようとする力が働いています。それを動かす瞬間に最も大きな力を必要とします。

ところが動き出したものは、摩擦がない限り動き続けます。物体もそうですし、私たち人間にも同じことが言えます。これは自然の法則なのです。

ですから、私たちが止まっている状態の時に、〝動きだそうかどうしようか…〟と思っても、ほとんどの場合うまくいかないのは、意志が弱いというよりも、自然の法則が働いているからといえます。

では、その自然の法則に逆らって最初の一歩を踏み出すにはどうしたらよいのでしょうか? それは「考えないこと」と「小さな行動から始めること」です。

例えば、ソファでリラックスしている時に、そろそろ運動する時間になったとします。いきなり運動するのはハードルが高いので、まずは何も考えずトイレに立ってみる。そしてその動きの勢いを止めずに運動する準備にとりかかるという方法です。

あるいは長い原稿を書く仕事があったとします。原稿を書こうと思うと大変なので、まずはワープロソフトを立ち上げて、「先日こんなことがありました」と打ってみる。脳は質問されると自然に働き出すので、きっかけはどんな問いでも良いです。手が動き始めたら、その勢いを止めずに本来の仕事に取り掛かります。

ちなみに、何かを学ぼうと考えているが億劫だという人には、オーディオブックや音声セミナーをお勧めします。本を読むというのはけっこう高いハードルですが、CDやスマホで聞くだけなら、スイッチを入れるだけなので、ハードルが低いですからね。